クレジットカードの審査知識

クレジットカード申込時の【生計を同一とする家族】とは?範囲や書き方を解説

クレジットカード申込時の『生計を同一とする家族』って何?

クレジットカードやローンを申し込む際にこんな疑問を抱いたことがあるのではないでしょうか。

当記事では、クレジットカード申込時に登場する『生計を同一とする家族』という言葉の意味合いについて、様々な角度から徹底的に深掘りしていきたいと思います。

家族のどこまでを含むのかがわからない!

と頭を抱えている方はぜひ、以下の内容を参考にしてみてください。

きっと当記事を読み終える頃には、スッキリした気分で、お目当てのクレジットカードの申し込み手続きが進められるハズですよ。

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クレジットカード申込時の生計を同一とする家族とは?

クレジットカード申込時の生計を同一とする家族とは?わかりやすく言うと、家計の財布が同じかどうか!

結論から言うと、クレジットカード申込時の生計を同一とする家族とは、家計のお財布を共有している家族のことを意味します。

たとえば、あなたが家族の大黒柱として、あなた以外に、家族4人を支えている場合は、生計を同一とする家族は5名。

ここへさらに、おじいちゃんやおばあちゃんが一緒に住むことになり、おじいちゃんとおばあちゃんも含めて経済的に支えるとなれば、生計を同一とする家族はトータルで7名となります。

ただし、おじいちゃんやおばあちゃんが年金で生計を立てられる状況であれば、生計を同一とする家族にカウントされません。

  • 生計を同一とする家族とは、家計のお財布を共有している家族のこと

ん?じゃあ離れて暮らしていて、仕送りしてもらっている場合は?

と鋭い疑問を抱いたあなたに向けて、次項ではもう少し詳しく、生計を同一とする家族の範囲について見ていきたいと思います。

生計を同一とする家族の範囲はどこまで?

生計を同一とする家族の範囲はどこまで?生計を同一とする家族とは、家計のお財布を共有している家族のことを指すことは分かりました。

それでは以下のようなケースは、生計を同一とする家族に含むのでしょうか。

  • 別居している子供へ仕送りをしている場合
  • 同じ家に住みながらも別々のお金で生活している場合
  • 家族ではなく、事実婚や同棲の場合

ご覧の通り、よくよく考えてみると、同じ家に住んでいると一口に言っても、様々なパターンがありますよね。

早速、それぞれのパターンについて、生計を同一とする家族に含むのか否かを解説していきたいと思います。

別居している子供へ仕送りをしている場合は生計を同一とする家族に含む

別居している子供へ仕送りをしている場合は生計を同一とする家族に含む別居していても生計が同じなら対象!

結論から言うと、別居している子供へ仕送りをしている場合は生計を同一とする家族に含みます。

別々に住んでいるとは言え、子供の生活は親の仕送りで成り立っており、家計のお財布を共有していることになるためです。

  • 別居している子供へ仕送りをしている場合は生計を同一とする家族に含む
  • 子供の生活は親の仕送りで成り立っており、家計のお財布を共有していることになる

もちろん、この考え方でいくと、別々に住んでいて、かつ子供が経済的に自立している場合は、生計を同一とする家族に含まれません。

親から経済的援助を受けているかどうかがポイントと言えますね。

同じ家で別々のお金で生活している場合は生計を同一とする家族には含まれない

同じ家で別々のお金で生活している場合は生計を同一とする家族には含まれない同じ家でも家計のお財布が別なら対象外!

それでは次に、同じ家に住みながらも別々のお金で生活している場合はどうでしょうか。

答えは、同じ家に住みながらも別々のお金で生活している場合、その方は生計を同一とする家族には含みません。

なぜなら、同じ家に住んでいるかどうかは関係なく、家計のお財布を共有しているかどうかが判断基準となっているためです。

  • 同じ家で別々のお金で生活している場合は生計を同一とする家族には含まれない
  • 同じ家に住んでいるかどうかではなく、お財布を共有しているかどうかがポイント

したがって、仮にあなたがお子様と同居していても、お子様が自分の収入で生計を立てているのであれば、生計を同一とする家族にカウントする必要はありません。

家族ではなく、事実婚や同棲の場合は生計を同一とする家族には含まれない

家族ではなく、事実婚や同棲の場合は生計を同一とする家族には含まれない最近じわじわと増えてきている事実婚や、同棲の場合はどうでしょうか。

実は事実婚や同棲の場合も、生計を同一とする家族には含まれません。なぜなら、事実婚や同棲の段階においては、お相手はそもそも、家族ではないからです。

  • 事実婚や同棲の場合は生計を同一とする家族には含まれない
  • 事実婚や同棲の相手は、そもそも家族ではない

なるほど!生計を同一とする家族の意味がだんだんわかってきた!

と思われていることと思います。

それではここまでの内容を踏まえた上で、生計を同一とする家族・夫婦で共働きの場合における、クレジットカード申し込みの際の記入方法について見ていきましょう。

生計を同一とする家族・夫婦で共働きの場合の記入方法

生計を同一とする家族・夫婦で共働きの場合の記入方法世帯収入で記載することが多い

生計を同一とする家族・夫婦で共働きの場合は、シンプルに共に生活している家族の人数を申請すればOKです。

  • 夫婦のみ、子供なしの場合:2人
  • 夫婦と子供が一人の場合:3人
  • 夫婦と子供が二人の場合:4人

もちろん、夫婦で共働きの場合は、年収の項目には世帯年収を記載しましょう。続いて次項では、専業主婦の場合の記載の方法について解説します。

専業主婦なら生計を同一とする家族として世帯収入を記入することで審査に通る可能性もアップ

専業主婦なら生計を同一とする家族として世帯収入を記入することで審査に通る可能性もアップ共働きではなく、専業主婦の場合はどうなるの?

という疑問を抱いている方もいますよね。

あなたが専業主婦なら、生計を同一とする家族として世帯収入を記入することで、クレジットカードの審査に通る可能性はアップします。

クレジットカードの申し込みの際には、職業欄の項目がありますが、ここで主婦と申請した上で、世帯収入を合わせて記載しておきましょう。

カード会社は、世帯収入を審査の材料として、クレジットカードの審査を進めてくれますよ。

  • 専業主婦なら世帯収入を記入することで審査に通る可能性は上がる
  • 職業欄の項目では、主婦と回答した上で世帯収入を申請する

クレジットカードの申請方法一つで、審査の結果が左右されると考えれば、あらかじめ正しい記入方法を知っておくことは非常に重要と言えますね。

合わせて読みたい» 専業主婦でも持てる!主婦におすすめな厳選クレジットカード10枚|主婦こそクレジットカードを活用すべし!

生計を同一とする家族の項目でよくある質問

「生計を同一とする家族」とは?

申込み者自身を含めた扶養家族に含まれている人数のことを指します。
同じ家に住んでいても生活費を共有しているなら「生計を同一とする家族」に含まれますし、生活費を自身で全て支払っていたり扶養から外れている場合は「生計を同一とする家族」には含まれません。

「生計を同一とする家族」に含まれるケースとは?

  • 生計を立てている家族がいる
  • 別居している家族に仕送りをしている
  • 扶養内にいる家族

「家計の財布を共有している家族」は一般的に生計を同一とする家族に含まれます。

「生計を同一とする家族」に含まれないケースは?

  • 同じ家で暮らしているものの生活費は本人が支払っている
  • 年金で生計を立てている祖父母
  • 経済的に独立している子供・家族
  • 事実婚・同棲している

生計を同一とする家族のまとめ

クレジットカードの申し込みをする際には、『生計を同一とする家族』のように、正確に意味を把握できない表現も出てきます。

これを曖昧にしたまま申請してしまうと、通るはずだった審査で落ちてしまう可能性もあるので注意が必要ですね。

ここで振り返りを兼ねて、当記事の内容をまとめておきましょう。

  • 生計を同一とする家族とは、家計のお財布を共有している家族のこと
  • 別居している子供へ仕送りをしている場合は生計を同一とする家族に含む
  • 同じ家で別々のお金で生活している場合は生計を同一とする家族には含まれない
  • 家族ではなく、事実婚や同棲の場合は生計を同一とする家族には含まれない
  • 専業主婦なら世帯収入を記入することで審査に通る可能性は上がる

ここまでをご覧になって、クレジットカードの申請方法を理解していただけたのであれば何よりです。

ぜひ当記事で記載している内容を、クレジットカードの申し込み手続きの際に役立ててくださいね。

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