【おすすめのふるさと納税サイトを比較】お得なふるさと納税先はココだ!

ふるさと納税サイトは多いけど、どうやって比較すればいいの?

ふるさと納税サイトが多すぎて、どれがおすすめかわからない!

これからふるさと納税をしたいとお考えのあなたの心の叫びが聞こえてくるようです。

当記事では、数あるふるさと納税サイトをピックアップしつつ、おすすめのふるさと納税サイトを紹介していきたいと思います。

さらには、ふるさと納税サイトの選び方や控除の限度額の調べ方、ふるさと納税ワンストップ特例制度についても解説を加えていますので、ぜひ当記事をふるさと納税に臨む際のマニュアルとして活用してみてください。

ふるさと納税サイトは迷うほど多くある

ふるさと納税サイトは迷うほど多くある一体どのふるさと納税サイトを使えばお得なの?

あなたもすでにご存知かもしれませんが、ふるさと納税サイトと一口に言ってもその数は膨大で、明確な判断基準を持っていない限り、確実に迷ってしまいます。

そこでここではまず、ふるさと納税サイトにはどのような種類があるのかを列挙した上で、それぞれのサイトの簡単な特徴をまとめておきたいと思います。

ふるさと納税サイトの名称 特徴
ふるさとチョイス 利用者数および掲載自治体数No.1
楽天ふるさと納税 楽天カード会員は最大30%ポイント還元
さとふる ふるさと納税サイト3年連続利用率NO.1
ふるなび 最大5%相当のAmazonギフト券がもらえる
ふるさとプレミアム 寄付額の5%相当のAmazonギフト券がもらえる
ふるぽ JTBが運営。GO TOトラベルとの併用が可能
ふるさと本舗 キャンペーンコードを入力して寄付するとAmazonギフト券6%が還元
au PAY ふるさと納税 Pontaポイントが利用できる
ANAのふるさと納税 ANAマイルが貯まる

え!こんなにあるの?

と驚かれるのも無理はありません。

これでは、初めてふるさと納税サイトを利用する方にとっては、匙を投げてしまいそうです。

そこで次項では、数あるふるさと納税サイトの中でも特に選りすぐりの4つのサイトを提示し、それぞれのサイトの特徴やメリット、キャンペーンなどについて詳しく見ていきたいと思います。

2020年決定版!おすすめのふるさと納税サイト

2020年決定版!おすすめのふるさと納税サイト編集部おすすめふるさと納税サイトはココ!

数が多すぎて何が何だか分からない!

とツッコミを入れたくなってしまうふるさと納税サイトの中でも、特におすすめしたいサイトは次の通りです。

  • ふるさとチョイス
  • 楽天ふるさと納税
  • さとふる
  • ふるなび

ジャムの法則においては、人は選択肢が多すぎると決定できないという心理が語られていますが、それはふるさと納税でも同じです。

こうしてふるさと納税サイトを4つに絞ってみると、じっくり時間をかけて検討しようと前向きになれるのではないでしょうか。

それでは早速、それぞれのサイトの特徴やメリット、キャンペーンについて紹介していきますよ。

※各ふるさと納税サイトを利用する特徴、メリット、キャンペーンについてそれぞれ見出しを分けて記載してください。

ふるさとチョイス

ふるさとチョイスふるさとチョイス』は利用者数および掲載自治体数No.1のふるさと納税サイトです。誤解を恐れずに言えば、最も人気のあるサイトと言っても過言ではないでしょう。

ふるさとチョイスの特徴としては、GCF(ガバメントクラウドファンディング)が非常に盛り上がりを見せている点です。

念のためお伝えしておくと、クラウドファンディングとは、不特定多数の人がオンライン上で他の人々や組織に資金協力を行う制度です。

つい一昔前までは、クラウドファンディングに対してネガティブなイメージを持っている人もいましたが、今ではふるさとチョイスのように、地方自治体が旗を振ってクラウドファンディングが推進されている例もあり、それによって数多くの人たちが笑顔になっています。

  • ふるさとチョイスは利用者数および掲載自治体数No.1のふるさと納税サイト
  • ふるさとチョイスはガバメントクラウドファンディングが盛り上がりを見せている

ふるさとチョイスならGCFを通じてより詳細な使い道を選択できる

通常のふるさと納税とGCFに大きな差異はありませんが、GCFならより詳細な使い道を選択できることが特徴です。

たとえば、GCFでは以下のような支援先があるため、より「協力したい!」と前のめりな気持ちが芽生えるのではないでしょうか。

  • 犬猫の殺処分ゼロを目指すプロジェクト
  • お祭りやイベントの開催を支援するプロジェクト
  • 自治体を通してNPO支援
  • 歴史的建造物を保護するプロジェクト

あなたの愛が誰かの笑顔に繋がると考えれば、GCFは素晴らしいクラウドファンディングの形と言えますね。

ふるさとチョイスなら会員登録するだけで逸品が当たる

これからふるさとチョイスを利用しようとお考えのあなたにぜひ狙っていただきたいのは、『会員登録するだけ!ふるさとの逸品当たる』キャンペーンです。

キャンペーン対象期間 2020年10月20日(火)~11月30日(月)
キャンペーン条件 応募期間中、『キャンペーンページ』より以下のキャンペーンコードを入力して会員登録する
・静岡うなぎ漁協 うなぎ蒲焼セット:3yhcY
・しほろ牛リブロースステーキ(3枚800g):JPcRB
キャンペーン特典 以下のいずれか(抽選)
・静岡うなぎ漁協 うなぎ蒲焼セット
・しほろ牛リブロースステーキ
キャンペーン特典の付与時期 2021年1月以降

思わずジュルリとヨダレが出てきそうです。果たしてこの当選品だけで、ご飯何杯いけるのでしょうか。

注意点として、本キャンペーンの対象となるのは、今回初めてふるさとチョイスの会員登録をされる方のみです。

以前にふるさとチョイスに登録されていた方は対象外となってしまうので注意が必要ですよ。

楽天ふるさと納税

楽天ふるさと納税楽天ポイントが使える、貯まるのも魅力!

楽天ふるさと納税』は、以下の特徴を有したふるさと納税サイトです。

  • 楽天カード会員は最大30%のポイント還元を享受できる
  • 楽天会員は登録手続きが不要

もちろん、楽天カードを持っていない方でも楽天ふるさと納税を利用できますが、楽天カードを所有していた方が断然お得というわけですね。

また、楽天会員の方は、新たに楽天ふるさと納税への新規会員登録をする必要がないため、現時点で楽天会員の方にとっては、気軽に利用できるサイトと言えるでしょう。

楽天ふるさと納税ならとにかく楽天ポイントがじゃんじゃん貯まる

先ほど記載した通り、楽天カード会員が楽天ふるさと納税を利用すると、最大30%のポイント還元を享受できます。

最大30%還元ってどういうこと?

と頭にクエスチョンマークを浮かべている人もいることでしょう。

楽天ふるさと納税で最大30%還元を享受する方法ですが、次の4つの特典をフル活用します。

  • SPU(スーパーポイントアッププログラム):+最大15%
  • 買い回りキャンペーン:+最大9%
  • 勝ったら倍キャンペーン:+最大3%
  • 毎月5と0のつく日キャンペーン:+最大2%
    合計:30%(基本還元率の1%と合わせて+最大29%)

世の中には実に様々なクレジットカードが存在しますが、一気に30%もの還元を享受できる一枚は楽天カードを除いて他に存在しないでしょう。

以上を踏まえると、普段から楽天カードや楽天市場などを活用している方なら、ノータイムで楽天ふるさと納税を選んで間違いありません。

楽天ふるさと納税なら楽天ポイントを使ってふるさと納税ができる

日頃から楽天カードや楽天ポイントを利用している方ならご存知かもしれませんが、楽天ふるさと納税なら楽天ポイントを使ってふるさと納税ができます。

すでに大量の楽天ポイントを保有している方であれば、一円もかけずにふるさと納税が完了するかもしれませんね。

でも楽天ポイントを使った場合、控除に含まれないんじゃないの?

と心配されている方もいるかもしれませんが、こちらに関しては問題ありません。

実際に、『楽天ふるさと納税の公式ページ』のよくある質問の項目では以下の通り、楽天ポイントと税控除に関する記載が見られます。

Q.ポイントも税控除の計算をする際、寄付金額に含まれますか?
A.はい、ポイントでの寄付も金額に含まれます。

これなら、あなたがこれまでに貯めた楽天ポイントを、楽天ふるさと納税で気持ちよく使うことができますね。

さとふる

さとふるさとふる』は以下の特徴を有するふるさと納税サイトです。

  • ふるさと納税サイト3年連続利用率NO.1
  • ふるさと納税サイト5年連続認知度NO.1
  • ふるさと納税サイト5年連続利用意向NO.1
  • ふるさと納税サイト4年連続会員登録率NO.1

ご覧の通り、非常にたくさんの方々から支持されているふるさと納税サイトであることが伺えますね。

サイト選びに対して、特別なこだわりを持っていない!

という方は、さとふるを選んでおけば、まず問題はないでしょう。

さとふるは各種SNSとの連結が強い

さとふるの公式ページをご覧になった方はお気づきと思いますが、さとふるの公式ページからワンクリックで、以下のような各種SNSにジャンプすることができます。

  • さとふる公式Facebookページ
  • さとふる公式Twitterアカウント
  • さとふる公式LINE
  • さとふる公式Instagram

利用率や認知度、会員登録率などで軒並み1位を取っているのは、各種SNSの公式アカウントとの連結が強いことが理由として考えられますね。

あなたも上記のSNSをフォローしておけば、あっと驚くお得なさとふるのキャンペーン情報などが舞い込んでくるかもしれませんよ。

さとふるの日キャンペーンで10,000円分のAmazonギフト券をゲットせよ!

もしも10,000円分のAmazonギフト券が当たったら、あなたは何を買いますか?

えー!ワクワクしてきた!

と気分が高まってしまいますよね。

さとふるでは以下の通り、3と8のつく日に条件を満たせば、10,000円分のAmazonギフト券が当たるキャンペーンが実施されています。

キャンペーン対象日 ・10月3日
・10月8日
・10月13日
・10月18日
・10月23日
・10月28日
・10月30日
・10月31日
キャンペーン条件 本キャンペーンにエントリーし、上記のいずれかのキャンペーン日の当日中に合計1万円以上の寄付をする
キャンペーン特典 抽選で500名にAmazonギフト券1万円分をプレゼント
キャンペーン特典の付与時期 キャンペーン終了日から約2か月以内

本キャンペーンの注目すべき点は、10,000円の利用ごとに一口の応募としてカウントされることです。

つまり、寄付額が20,000円、30,000円と増えるごとに、どんどんチャンスが広がっていくというわけですね。

ちなみにさとふるの日キャンペーンは、2020年の11月も継続予定であり、対象日は次の通りです。

  • 11月3日
  • 11月8日
  • 11月13日
  • 11月18日
  • 11月23日
  • 11月28日
  • 11月30日

せっかくのチャンスを逃さないように、ぜひあなたもキャンペーン当日を狙いすまして、ふるさと納税を進めてみてくださいね。

ふるなび

ふるなびふるなび』は公式ページをご覧いただければお分かりの通り、Amazonギフト券の還元特典がドカン!と前面に押し出されていることが特徴で、他のサイトと比較して文字が大きく、見やすい印象があります。

ふるさと納税サイトに慣れていない方にとっては嬉しいことに、トップページの上部、分かりやすい箇所に以下のバナーが貼られています。

  • ランキングで探す
  • 地域で探す
  • カテゴリーで探す
  • 特集で探す
  • ふるさと納税を知る

そもそもふるさと納税って何?

と思われているふるさと納税初心者の方にも使いやすい仕様ですね。

楽天よりAmazon派の人にとってはありがたいAmazonギフト券の還元

前述した通り、ふるなびではAmazonギフト券の特典が還元されることが主なメリットです。

楽天よりもAmazon派!

欲しいものがあったらすぐにAmazonでポチってしまう!

このような方にとって、ふるなびは数あるふるさと納税サイトの中でも、使い勝手が良いと言えますね。

ちなみにふるなびから寄付する場合と、ふるなびクラウドファンディングで寄付する場合では、若干Amazonギフト券の還元仕様が異なります。

ふるなびから寄付 ふるなびクラウドファンディングで寄付
ログイン&クレジットカード決済 1% 2%
エントリー&条件を満たした寄付 2% 2%
ふるなびでの寄付経験がある場合
(2019年まで)
1% 1%
合計 4% 5%

ご覧の通り、ふるなびからよりも、ふるなびクラウドファンディングで寄付する方が1%還元率が高いですね。

ふるなびクラウドファンディングの中に、「これは応援したい!」と思う案件があればぜひ、ふるなびクラウドファンディングから寄付してみましょう。

初めてふるなびから寄付をした場合はAmazonギフト券コード500円分プレゼント

先ほど示した通り、ふるなびでは最大5%のAmazonギフト券がもらえるわけですが、初めての方向けのキャンペーンとして、Amazonギフト券コード500円分が用意されている点にも注目です。

  • ふるなびなら最大5%のAmazonギフト券がもらえる
  • ふるなびで初めて寄付する方はAmazonギフト券コード500円分がもらえる

ただし、本キャンペーンの注意事項として、支払い方法で郵便振替や銀行振込など、クレジットカード決済(Yahoo!公金支払いも可能)以外を選ぶと対象外になってしまうことは覚えておきましょう。

ふるさと納税サイトの選び方

ふるさと納税サイトの選び方さて、ここまでで主なふるさと納税サイトについてご覧いただいたわけですが、ここではふるさと納税を選ぶ上での基準について解説していきたいと思います。

仮にあなたに膨大な余暇があるなら、一つひとつのサイトを隅から隅までチェックし、ピンときたサイトを選ぶのも良いでしょう。

ただし、ふるさと納税のサイト選びにそこまで時間をかけていられないという方が大多数だと思います。

そこでできるだけ時間をかけず、シンプルな考え方で適切なサイトをチョイスするために、次の判断基準を挙げてみました。

  • GCFに関心があるならふるさとチョイス
  • とにかく還元率重視なら楽天ふるさと納税
  • Amazonギフト券をゲットしたいならさとふる or ふるなび

これなら最短であなたのニーズに合ったサイトを選べそうですよね。早速、それぞれの項目について深掘りしていきますよ。

GCFに関心があるならふるさとチョイス

ふるさとチョイスのGCFのページ』をご覧いただければお分かりの通り、とにかく様々なGCF(ガバメントクラウドファンディング)の進捗状況が見て取れます。

へぇ〜!こんな案件があるんだ!これは支援したい!

とボランティア精神の強いあなたならきっと思うはずです。

たとえば、特に目を惹くGCFで言うと、以下のような案件があります。

  • 全国の『新型コロナウイルス対策』をふるさと納税で応援しよう:6億円を超える寄付
  • 厳しい生活環境の子どもたちを支える活動をふるさと納税で応援しよう:3億円を超える寄付
  • 罪のない動物の殺処分を無くす:8億円以上の寄付

え!ふるさと納税×クラウドファンディングって、こんなに支援金が集まるものなの?

と驚かれたのではないでしょうか。

せっかくふるさと納税するなら、困ってる人の力になりたい!

と思われた方はぜひ、ふるさとチョイスのGCFを覗いてみてください。

とにかく還元率重視なら楽天ふるさと納税

とにもかくにも還元率を重視したい!

普段から楽天カードをフル活用している!

そんなあなたなら迷うことなく楽天ふるさと納税をチョイスするのがおすすめです。

普通に考えて、ふるさと納税を通じて最大30%のポイント還元を享受できるチャンスなど他にありませんよね。

もちろん、現時点で楽天カードを持っていなくても、この機会に作成すればOK。

楽天カードは年会費無料で作成できますから、持っていて損はないですよ。

Amazonギフト券をゲットしたいならさとふる or ふるなび

楽天よりもAmazon派!

Amazonギフト券なら確実に消化できる!

そんなあなたには以下のいずれかのふるさと納税サイトがおすすめです。

  • さとふる
  • ふるなび

さとふるでは現在、抽選で10,000円分のAmazonギフト券が当たるチャンスがありますし、ふるなびでは最大5%のAmazonギフト券がもらえます。

キャンペーン内容はあなたがふるさと納税サイトを利用するタイミングによっても異なりますから、ぜひ双方のサイトをチェックした上で、よりお得だと思える方を選んでみてくださいね。

ふるさと納税ができる控除の限度額の調べ方

ふるさと納税ができる控除の限度額の調べ方ふるさと納税で控除される金額は決まっている

ふるさと納税ができる控除の限度額ってどうやって調べればいいの?

という疑問を抱いている方もいることでしょう。

そこでここでは、ふるさと納税ができる控除の限度額の調べ方について、ふるさとチョイスのサイトを実例に挙げながら解説していきたいと思います。

今の時代は本当に便利で、サイトの案内にしたがっていくだけで、控除の限度額を割り出すことができるのです。

ふるさと納税前に簡単チェック!あなたの控除限度額はいくら?

ふるさとチョイスの控除上限額シミュレーションページ』では、以下の項目を入力するだけでおおよその控除限度額を調べることができます。

所得に関する質問
  • あなたの給与収入
  • 配偶者の給与収入
  • 株式譲渡益(上場)
  • 株式譲渡益(非上場)
家族構成に関する質問
  • 配偶者の有無
  • 寡婦に該当するか否か
  • 障害者の人数
  • 扶養家族の有無
保険料や控除額に関する質問
  • 社会保険料等の金額
  • 小規模企業共済等掛金の金額
  • 生命保険料の控除額
  • 地震保険料の控除額
  • 医療費控除の金額
  • 住宅借入金等特別控除額

えー!こんな複雑なこと、分からないよ!

と頭を抱えてしまった方には、よりシンプルなシミュレーション方法もあります。

5秒で診断!かんたんシミュレーション

もっとザックリでいいから、簡単にシミュレーションして欲しい!

と思われたあなたに活用していただきたいのが、『ふるさとチョイスのかんたんシミュレーションのページ』です。

ここでは以下の項目に対して、あらかじめ用意された選択肢を選ぶだけで、おおよその控除限度額が分かります。

  • 家族構成
  • 年収

え、これだけ?めっちゃ簡単じゃん!初めからこっちを教えてよ!

というあなたの声が聞こえてきそうです。

より詳細な控除限度額を知りたい方は前述のページから、ザックリでいいから素早く控除限度額を割り出したい方は、本項で記載したページから入力手続きを進めてみてくださいね。

ふるさと納税した後の手続き方法|ふるさと納税ワンストップ特例制度とは?

ふるさと納税した後の手続き方法|ふるさと納税ワンストップ特例制度とは?ふるさと納税した後はどんな手続きをすればいいの?

そう。ふるさと納税をしたはいいものの、本当に大変なのはその後です。一体、どのような手続きを踏めば良いのでしょうか。

あなたもすでにご存知かもしれませんが、2015年に税制改革で新たに追加された特例制度として、『ふるさと納税ワンストップ特例制度』があります。

ワンストップ特例制度は、以下の2つの条件を満たしている方に限り、確定申告をせずにふるさと納税による寄付金控除を受けることができる制度です。

  • 1月1日~12月31日の1年間で寄付先が5自治体以下の方
  • 確定申告をする必要のない方

え、確定申告なしでいいの?やった!

と思われるかもしれませんが、手放しで喜ぶのはまだ早いです。

以下に該当するような方は、ふるさと納税の有無に関わらず、確定申告が必要なので注意が必要ですよ。

  • 個人事業主の方
  • 年収2,000万円以上の方
  • 賃貸オーナーの方
  • 公的年金収入が400万円以上の方
  • 年間20万円以上の副業を持っている方
  • 医療費控除を申請する方

以上の基礎知識を踏まえた上で、確定申告をする必要のある方と必要のない方に分けながら、ふるさと納税後の手続きについて見ていきましょう。

確定申告をする必要のない方はワンストップ特例制度が利用できる

前述した通り、1月1日~12月31日の1年間で寄付先が5自治体以下の方でかつ、確定申告をする必要のない方は、ワンストップ特例制度が利用できます。

ワンストップ特例制度を利用する場合の手続きの流れは次の通りです。

  1. 自治体に寄附する(5自治体まで)
  2. 自治体に申告書と必要書類を郵送する
  3. 自治体から申告受付書を受領する
  4. 住民税が控除される

なお、ワンストップ特例制度を利用するにあたっては、以下の①〜③のいずれかの書類の組み合わせを用意する必要があります。

マイナンバーコピー(表面のコピー)+マイナンバーコピー(裏面のコピー)
マイナンバー通知カード or マイナンバーの記載されている住民票のコピー
+
運転免許証 orパスポートのコピー
マイナンバー通知カード or マイナンバーの記載されている住民票のコピー
+
健康保険証、年金手帳、提出先自治体が認める公的書類のいずれか2点のコピー

上記の書類さえすぐに用意できれば、ワンストップ特例制度は非常にシンプルな手続きで負担も少ないです。

寄附先の自治体に申請書と必要書類を送るだけで、確定申告の必要がなくなるのは嬉しいですね。

確定申告が必要な方の手続きの流れ

ワンストップ特例制度の対象外となってしまう方は、以下の流れで確定申告を進める必要があります。

  1. 自治体に寄附する
  2. 自治体から『受領証明書』を受け取る
  3. 確定申告の申告書を作成し、税務署に提出する
  4. 所得税の還付と、住民税の控除をうける

確定申告を進めるにあたって必要な書類は次の通りです。

  • 寄附金受領書(自治体より受け取る)
  • 給与所得の源泉徴収票(勤務先より交付される)
  • 印鑑(シャチハタ不可)
  • 希望振込先の口座番号

なお、申告書の作成方法としては、以下の3通りから選ぶことができます。

  • 確定申告書等作成コーナーで作成する
  • 税務署で申請書を受け取り、手書きで作成する
  • 電子申告(e‐Tax)で申告する

忙しくてなかなか外出する時間が確保できない方でも、オンライン完結で確定申告ができるのはありがたいですね。

ちなみに、ワンストップ特例制度の対象となっている方が、上記の確定申告を選ぶのは問題ありません。

複数の自治体にふるさと納税した場合の手続き

もしもあなたが複数の自治体にふるさと納税した場合は、ワンストップ特例制度なら申告書を寄附した自治体それぞれに提出する必要あります。

一方で、確定申告なら、たとえ複数の自治体にふるさと納税した場合でも、控除の手続きを一度で済ませることができるのは大きなメリットです。

複数の自治体にふるさと納税した場合の注意点
  • ワンストップ特例制度なら寄附した自治体それぞれに提出する必要がある
  • 確定申告なら控除の手続きを一度で済ませることができる

つまり、寄付先が5自治体以内というワンストップ特例制度の条件を満たしていても、寄付回数が多い方は、確定申告を利用したほうが手続きが楽な場合もあるというわけです。

以上を踏まえた上で、ワンストップ特例制度を選ぶのか、確定申告をするのかを考えてみてくださいね。

おすすめのふるさと納税サイト比較まとめ

ここまでの内容をご覧になったのであれば、随分とふるさと納税および、確定申告に関する知識がついたのではないでしょうか。

ここで振り返りを兼ねて、当記事のまとめをしておきたいと思います。

  • ふるさと納税サイトは迷うほど多くある
  • GCFに関心があるならふるさとチョイス
  • とにかく還元率重視なら楽天ふるさと納税
  • Amazonギフト券をゲットしたいならさとふる or ふるなび
  • ふるさと納税ができる控除の限度額はサイト上で最短5秒で割り出せる
  • 確定申告をする必要のない方はワンストップ特例制度が利用できる
  • 複数の自治体にふるさと納税した場合は、確定申告の方が楽なケースもある

ふるさと納税を選ぶ上でのポイントは、判断基準を明確にすることですね。

ぜひ当記事の内容を参考にしていただき、ふるさと納税サイト選びや、確定申告の際に役立ててみてください。